混浴温泉世界

別府現代芸術フェスティバル2015 7.18<土>-9.27<日>

News/Blog

記念シンポジウム「世界は不思議に満ちている」開催!

いよいよ「混浴温泉世界2015」開幕まであと1週間となりました!

オープン初日となる7月18日(土)には開幕を記念するシンポジウムをを開催いたします。

 

今回の芸術祭では過去2回の「混浴温泉世界」にはなかった全体テーマが打ち出されています。

そのテーマが、「世界は不思議に満ちている」です。

不思議への扉がところどころにある魔術的な港町に敬意を込めて、ソフォクレスの「アンティゴネー」から引用されたこの一節は、これまで混浴温泉世界が変わらずに大切にしてきたコンセプトと呼応するものといえます。

 

【混浴温泉世界コンセプト】

大地から湯が湧きだし、窪みに溜まる。それは誰のものでもない。
人はそれを慈しみ、自発的に守り維持する。
そして、ここに住む人も旅する人も、男も女も、服を脱ぎ、湯につかり、
国籍も宗教も関係なく、武器も持たずに丸裸で、
それぞれの人生のあるときを共有する。
しかし、つかりつづければ頭がのぼせ、誰もそのままではいられない。
入れ替わり湯から上がり、三々五々、ここを去っていく。
人は必ずここを立ち去り、再び訪れる。ゆるやかな循環。

 

多様であることがそのまま受け入れられ、あるひとときをともに過ごせる大きな温泉のような世界を芸術祭で表現したいというこのコンセプトは、この10年間ずっと混浴温泉世界の軸となってきました。

口当たりの良い分かりやすさばかりが求められ、ますます均質化する現代において「世界は不思議に満ちている」ということが本当にありうるのでしょうか。

記念シンポジウムではこのテーマについて、「アートゲートクルーズ」参加アーティストとディレクターで掘り下げて行きます。

 

また「KASHIMA 2015 BEPPU ARTIST INRESIDENCE」参加アーティストは、それぞれの別府・鉄輪地区での滞在制作について語ります。

湯けむりがあちこちから噴出する鉄輪地区には、温泉と蒸気を利用する地獄蒸し料理で療養する滞在スタイル「貸間」=湯治旅館があちこちにあり、今なお湯治文化が残っています。

アダム・チョズコ氏とスタパ・ビズワズ氏はそんな貸間旅館に滞在し、生活をしながら、この地域に残る記憶を紡ぐような作品を作りました。

 

美術プログラムの参加作家の生の声を聞くことができるのは、会期中このシンポジウムだけです。

ぜひご来場ください。

 

日時 7月18日(土)10:00ー12:00
会場: 別府ブルーバード会館3階(別府市北浜 1 丁目 2-12)

定員:170名(予約優先)     

料金:無料

 

モデレーター:菅 章 (大分市美術館館長/国際美術評論家連盟会員)

パネリスト:総合ディレクター/芹沢高志、参加アーティスト/枝 史織、大友良英、クワクボリョウタ、 蓮沼執太、マテー・アンドラス・ヴォグリンキク、アダム・チョズコ、スタパ・ビズワズ

 

【予約・お問い合わせ先】

別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」実行委員会事務局 担当:古原

 TEL:0977-22-3560  
 E-MAIL:info@mixedbathingworld.com(件名:シンポジウム予約)
【ご予約時ご連絡内容】①お名前 ②お電話番号