混浴温泉世界

別府現代芸術フェスティバル2015 7.18<土>-9.27<日>

Artist

アートゲートクルーズ

Photo by 大久保至

枝 史織

Shiori Eda

1983年東京都生まれ。東京藝術大学大学院修了。2004年より東京藝術大学絵画科にて油画を専攻し、在学中に 久米賞(2005年)、安宅賞(2006年)、サロン・ド・プランタン賞 (2008年)を受賞。同大学院での修学中にO氏記念賞(2008年)を受賞。修了後、「丸の内アートアワード」にて天野太郎賞を受賞(2010年)。「高島屋巡回展“美の予感”」(2015年、東京)、「枝史織 -自然、人、不自然」(2014年、東京)、「Young Art Taipei」(2013年、台北)ほか、個展、グループ展など多数。

Photo by 佐藤類

大友良英

Yoshihide Otomo

ギタリスト、ターンテーブル奏者、作曲家。1959年横浜生まれ。実験的な音楽からジャズやポップスの領域まで、多種多様な作風と活動で大きな注目を集める。映画やテレビの劇伴作曲のほか、近年は「アンサンブルズ」の名のもと様々な人たちとのコラボレーションを軸に展示作品や特殊形態のコンサート、一般参加型のプロジェクトにも力をいれている。2012年、プロジェクトFUKUSHIMA ! の活動で芸術選奨文部科学大臣賞芸術振興部門を受賞。2013年には「あまちゃん」の音楽でレコード大賞作曲賞他数多くの賞を受賞。2014年国際交流基金とともにアンサンブルズ・アジアを立ち上げアジアの音楽家のネットワーク作りにも奔走。

 

Web:http://otomoyoshihide.com

  • Ensembles 2010 共振 第7室/2010年
    水戸芸術館
    photo by 下道基行

  • quartets/2008年
    山口情報芸術センター[YCAM]
    写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]
    Photo by 丸尾隆一(YCAM)

  • without records/2008年
    山口情報芸術センター[YCAM]
    写真提供:山口情報芸術センター[YCAM]
    Photo by 丸尾隆一(YCAM)

クワクボリョウタ

Ryota Kuwakubo

アーティスト、情報科学芸術大学院大学准教授。1998年に明和電機との共作「ビットマン」でエレクトロニクスを使用した作品制作活動を開始し「デバイス・アート」とも呼ばれる独自のスタイルを生み出した。その代表作に「ビデオバルブ」「PLX」や、Sony CSLに開発参加した「ブロックジャム」「ニコダマ」などがある。2010年発表の「10番目の感傷(点・線・面)」以降は、光と影を用いて観る人自身の記憶に働きかけ、内面で体験を紡ぎ出すようなインスタレーション作品を中心に制作。サイト・スピシフィックなバージョンとして「LOST」シリーズを国内外で制作している。

 

Web:http://ryotakuwakubo.com

  • 10番目の感傷(点・線・面)/2010年
    NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
    写真提供:NTTインターコミュニケーション・センター [ICC]
    Photo by 木奥恵三

  • LOST #7/2012年

  • lost and found/2013年
    写真提供:六甲山観光株式会社
    Photo by 高嶋 清俊

蓮沼執太

Shuta Hasunuma

1983年、東京都生まれ。音楽作品のリリース、蓮沼執太フィルを組織して国内外でのコンサート公演、映画、舞台芸術、音楽プロデュースなど領域横断的表現を多数制作する。また近年では、作曲という手法を様々なメディアに応用し、映像、サウンド、立体、インスタレーションを発表している。2014年はアジアン・カルチャル・カウンシル(ACC)の招聘によりニューヨークに滞在。主な個展に「作曲的|compositions - space, time and architecture」(2015年、青森)、「知恵の処方|Prescription for Coactivity」(2015年、東京)など。出版に「時が奏でる|Time plays - and so do we.」(2014年、CDレコード)、『音楽からとんでみる』(2014年、書籍)など。

 

Web:http://www.shutahasunuma.com

  • SINDEE -installation view-/2013年
    Photo by Takehito Goto

  • 作曲:ニューフィル/2014年
    神奈川芸術劇場(KAAT)ホール
    Photo by Takehito Goto

  • 音的→神戸 soundlike2 -installation view- /2013年
    神戸アートビレッジセンター
    Photo by Kazuo Fukunaga

ベップ・秘密のナイトダンスツアー

Abe “M” ARIA

9/4(金)、5(土)出演

高校在学中創作ダンス部にて踊り始める。その後様々な舞踏家・ダンサーのワークショップへの参加を経て、即興で踊ることを主体とした独自の稽古を開始。主な活動としてはソロ公演やミュージシャンとのライブを行う他、国内外のフェスティバルなどにも多数参加している。また活動当初より路上で踊り続け、劇場の枠にとらわれず、様々な観客の反応の中に身を置くことを心がけてきた。”暴力的な癒し系”などと言われたりも...

 

Web:http://www.milmil.cc/user/abemaria

Photo by 平野愛

北村成美

Shigemi Kitamura
9/21(月・祝)、22(火・祝)出演

振付家・ダンサー。通称、なにわのコリオグラファー・しげやん。「生きる喜びと痛みを謳歌するたくましいダンス」をモットーに、振付家・ダンサーとして国内外で精力的に活動。別府現代芸術フェスティバル混浴温泉世界「オープンルーム」、京都芸術センター「Dance 4 All」など、各地で大型コミュニティダンス作品を発表。学校・福祉施設はもちろん、居酒屋、ご家庭の居間、電車、スーパーマーケットなど、いつでもどこでも誰とでも踊ることがライフワーク。平成15年度大阪舞台芸術新人賞、平成22年度滋賀県文化奨励賞を受賞。一般財団法人地域創造公共ホールダンス活性化支援事業登録アーティスト。

 

Web:http://www.shigeyan.com

  • うたげうた
    Photo by 伊藤トオル

  • Photo by 伊達奈都紀

Photo by 谷康弘

吟子

Ginko
8/7(金)、8(土)出演

ダンサー・演出家、長井江里奈のソロ名義。ディスコクラシックと歌謡曲をこよなく愛し、 お客様と一緒に踊るのが至上の喜び。口癖は「みんな、踊ればいいのに」

 

Web:http://www.erinagai.com/ginko

  • Photo by はと

  • 混浴温泉世界2012「混浴ゴールデンナイト」より
    永久別府劇場
    Photo by RAW

  • Photo by bozzo

Photo by 高木伸俊

黒田育世

Ikuyo Kuroda
7/24(金)、25(土)
振付:黒田育世 出演:伊佐千明

BATIK主宰、振付家、ダンサー。2002年、初の振付作品『SIDE-B』で「ランコントル・コレグラフィック・アンテルナショナル・ドゥ・セーヌ・サン・ドニ(旧バニョレ国際振付賞)ヨコハマ・プラットフォーム」の「ナショナル協議員賞」を受賞。2004年には『花は流れて時は固まる』『SHOKU』の演出、振付、出演に対して「第4回朝日舞台芸術賞」「キリンダンスサポート賞」を同時受賞。近年はBATIKでの活動の他、飴屋法水、笠井叡、野田秀樹など様々なアーティストとのクリエーションや映画『告白』への出演など、幅広い活動を行っている。

  • Photo by ノン・高木

  • 混浴温泉世界2012「混浴ゴールデンナイト」より
    永久別府劇場
    Photo by 安藤幸代

  • 混浴温泉世界2012「混浴ゴールデンナイト」より
    永久別府劇場
    Photo by 安藤幸代

The NOBEBO

9/11(金)、12(土)出演

身体に金粉をまといパフォーマンスを行なう金色のダンス”金粉ショー”。「The NOBEBO」 は、70年代~80年代にかけ、各地の温泉旅館やキャバレーなどで行なわれていた金粉ショー を水野立子・佐東範一(元白虎社)の稽古指導のもと、別府現代芸術フェスティバル2012 『混浴温泉世界』を機に復刻させた、男女3名で構成された金粉ショーチーム。

  • 混浴温泉世界2012「混浴ゴールデンナイト」より
    永久別府劇場
    Photo by 安藤幸代

鈴木ユキオ 

Yukio Suzuki
7/18(土)、19(日)出演

「YUKIO SUZUKI Projects」代表/振付家・ダンサー。世界30都市を超える地域で活動を展開し、しなやかで繊細に、且つ空間からはみだすような強靭な身体・ダンスは、多くの観客を魅了している。また、室伏鴻・中村恩恵の作品出演やMV出演、ミュージシャンとの共同制作やワークショップなど、活動は多岐に渡る。‘08年にトヨタコレオグラフィーアワードで「次代を担う振付家賞(グランプリ)」を受賞。'12年フランス・パリ市立劇場「Danse Elargie」では10組のファイナリストに選ばれた。

 

Web:http://www.suzu3.com

  • Photo by bozzo

東野祥子
[ANTIBODIES Collective]

Yoko Higashino
7/31(金)、8/1(土)出演

振付家・ダンサー。2000年より「Dance Company BABY-Q」を主宰。舞台芸術からオルタナティブ・サブカルチャー、音楽などのシーンにて数々のスケールの大きな作品を発表。国内外の劇場やフェスティバル、野外やギャラリー、ライブハウスなどにて上演を繰り返す。ソロダンサーとしても即興ミュージシャンや映像作家、美術家などとセッションを展開する。ダンスワークショップなどでは人材育成を行う他、学校教育プログラムでも指導を行う。また、「HE?XION! 」名義にて洋服デザインや「HE?XION!TAPES 」ではカジワラトシオとともに音楽レーベルとしてもCDリリースやイベント企画等の活動を行う。2015年、ANTIBODIES Collective を立ち上げる。

ANTIBODIES Collective
Web:http://www.antibo.org

  • 混浴温泉世界2012「混浴ゴールデンナイト」より
    永久別府劇場
    Photo by 安藤幸代

  • 混浴温泉世界2012 楠銀天街劇場「Void the Fill」より
    楠銀天街
    Photo by 安藤幸代

  • 混浴温泉世界2012 楠銀天街劇場「Void the Fill」より
    楠銀天街
    Photo by 安藤幸代

Photo by Koji Tsujimura

MuDA

8/21(金)、22(土)出演

2010年、ダンサー・振付家・演出家のQUICKを中心に、作曲家の山中透、美術家の井上信太ら、各方面で活躍する、ジャンルや年代の異なるアーティストが集まり、京都を拠点に結成されたハイパーパフォーマンスグループ。宇宙のリズム =「ぶつかることから始まる」、いのちのリズム =「倒れたら立ち上がる」等、生命の振起活動を模索し、カタチに起こした、他者や物体、大地と常に衝突する、MuDA独自の身体運動を軸に作品を展開。生命、身体、負荷、儀式、宇宙といった普遍的なテーマを基に、ダンス、音楽、美術、映像等、多様なメディアを使用した公演、展示を各地で行う。

 

Web:http://muda-japan.com
Facebook:https://www.facebook.com/muda.japan

  • Photo by Koji Tsujimura 
    @YAMAMOTO NOHGAKUDO

  • Photo by Koji Tsujimura

yummydance

9/18(金)、19(土)、20(日)出演

甘味で珍味でスパイシー!な女4人の'おいしいダンス'カンパニー。愛媛松山を拠点に、国内ツアーや海外フェスなど多くの舞台で作品を上演。メンバー全員が振付家というスタイルで、枠にはまらないパフォーマンスは各地で話題を呼ぶ。トウヤマタケオ楽団との「手のひらからマウンテン」はDVDにて好評発売中!昨年、結成15周年「狂喜の沙汰祭り」開催。最新作はミュージシャン中ムラサトコと共に制作した「女(め)ぐるぐる」。

 

Web:http://www.yummydance.net
Facebook:http://www.facebook.com/yummydance

Photo by Sajik Kim

Monochrome Circus

(坂本公成、森裕子、合田有紀、
野村香子、渡邉尚)
8/28(金)、29(土)出演

「身体をめぐる/身体との対話」をテーマに国内外で活動を展開するコンテンポラリーダンス・カンパニー。主宰・坂本公成。主なレパートリー作品に『掌編ダンス集』、海外振付家による3作品、日本-フィンランド共同製作プログラム『HAIGAFURU』(2012)など。一般のコミュニティを対象とした活動の代表作として『ダンサーを探せ!!』(初演・別府現代芸術フェスティバル「混浴温泉世界」、2009)。企業や学校などでのワークショップ、指導も多数行う。(財)地域創造「公共ホール現代ダンス活性化事業」登録アーティスト。

 

Web:http://www.monochromecircus.com

  • HAIGAFURU/Ash is falling
    Photo by Sajik Kim

  • 怪物
    Photo by Toshihiro Shimizu

  • 夏の庭2015
    Photo by Shoko Kashima

あうんともことお座敷仲間たち

9/18(金)、19(土)、20(日)出演

クラブカルチャーとお茶屋遊びをミックスした「お座敷ハウス」ユニット。

◆あうんともこ/ダンサー。艶やかに俗っぽく、お客様と戯れながら人とダンスと空間を繋ぐ。Web:http://tomokoko.petit.cc/
◆Raw(Raw Fish Orchestra)/写真作家、音作家。音楽制作集団「五目リズム」主宰。
◆土本ひろき/俳優。舞台・TV・映画で活躍。劇団「エレベーター企画(evkk)」主要メンバー。お座敷ハウスでは初演時より所作指導、映像をサポート。

赤丸急上昇

8/13(木)、14(金)、15(土)出演

現実と、非現実のおりなす諧謔味溢れる赤丸ワールド
複雑怪奇な世の中だからこそ
シンプルに人の心に伝わるダンスを求めて活動中。
単純明快。見ていてどこか懐かしい。

山育ちの赤松美智代+海育ちの丸山陽子、二人あわせて「赤丸急上昇」
活動拠点は、愛媛県。
これまでに、アメリカ(NY)・インドネシア(ジャカルタ・ソロ)・中国(北京・広州)等、国内外10都市以上で作品を上演、お面をかぶって宴の席にも出没。人と交わるパフォーマンスを継続中。一般財団法人地域創造公共ホールダンス活性化支援事業登録アーティスト。

Photo by GO

大橋可也&ダンサーズ

Kakuya Ohashi and Dancers
7/18(土)、19(日)出演

ハードコアダンスを提唱、暗黒舞踏の方法論を基に現代社会における身体の在りかたを追究しているダンスカンパニー。今回の上演作品「鏡の中におぼろげに」(出演:山本晴歌、伊藤雅子)は、東京都江東区を舞台にしたリサーチに基づくプロジェクト「ザ・ワールド」のシーズン2公演「クラウデッド」の1シーンとして、2015年3月に江東区深川資料館通り商店街にて上演された。2015年11月には「テンペスト」(作:ウィリアム・シェイクスピア)を両国シアターXにて上演予定。

Web: http://dancehardcore.com

  • Photo by GO

  • Photo by GO

  • Photo by GO

かえるP

7/31(金)、8/1(土)出演

大園康司と橋本規靖が主催するダンスユニット。
“ダンスの根源”を探ることをテーマに、普段の生活に根ざしたことにこそダンスの身体の在り様があるのではないかと考え、日々作品創作に取り組む。第一回コンドルズ振付コンペディションにてグランプリ受賞。これまでの主な作品に『老化のメカニズム』『The Sun』『海底のヤギ』などがある。東京のみならず、北九州、八戸、松山など日本各地で活動を展開中。

ガダニ企画

9/21(月・祝)、22(火・祝)出演

2014年、某女子大の同期3名で結成。クラシックバレエ、カポエイラ、創作ダンスなど、生い立ちは三者三様。形も大きさも三者三様。学外での活動は今回が初めて。ジャンルにとらわれない自由な身体で、日常とダンスの境目を塗りつぶしたい。

  • Photo by HORI

ごとうゆう

9/21(月・祝)、22(火・祝)出演

平成元年生まれ。静岡県富士宮市出身。幼少よりモダンバレエを習う。日本女子体育大学舞踊学専攻卒業後、コンテンポラリーダンサーとしての活動を開始。2012年より関かおり/PUNCTMUN作品に参加。国内外の公演に多数出演、アシスタントも務める。同年より大橋可也&ダンサーズに参加。劇場空間に限らず、ギャラリーや野外などでのパフォーマンスも経験する。イメージや感覚から動き出す身体に興味を持って踊っている。

コンタクト・インプロビゼー
ショングループC.I.co.

9/4(金)、5(土)出演

コンタクト・インプロビゼーショングループC.I.co.  勝部ちこ、鹿島聖子
2000年、東京に結成したC.I.co.は、2012年に鹿児島県にIターン。芸術活動と農作業(自分で生きる)のバランスを楽しみながら、「ダンスと過疎地と国際社会の未来」をテーマに、コンタクト・インプロビゼーションの研究と実践に勤しむ。2013年から鹿児島県伊佐市にて「国際コンタクト・インプロビゼーションダンスフェスティバル i-Dance Japan」を企画開催。2015年は10月4日~12日。

Web:www.ci-jp.com

Web:http://i-dancejapan.net

  • Photo by You-Wei Chen

  • Photo by You-Wei Chen

  • Photo by 戸倉江里

Photo by bozzo

ザ・プレミアム・ワルツ

(酒井直之・橋本迅矢)
8/13(木)、14(金)、15(土)出演

酒井直之、橋本迅矢によるダンスデュオ。2013年結成。コンドルズ振付コンペティション(CCC)2013にて、アホウドリ賞(準グランプリ)を受賞。

・酒井直之
春日部市出身。鬼ごっことスポーツが日課の少年時代を過ごし、21歳でダンスに出会う。2013年より<Co.山田うん>に参加。自分にとってのダンスを日々模索している。

・橋本迅矢
茨城県出身。玉川大学芸術学部パフォーミング・アーツ学科卒。大学にて演劇、ダンスを学ぶ。玉川さやかに師事。様々な振付家の作品にダンサーとして出演している。

  • Photo by bozzo

  • Photo by bozzo

素我螺部

Scarabe
9/18(金)、19(土)、20(日)出演

素我螺部(Scarabe)は劇場専属舞踊団 Noism での活動を共にした仲間である藤井 b 泉+篠原未起子+宮原由紀夫で 2014 年夏結成し関西を拠点に独創的でリアリティーのある世界を創り出す身体舞踊芸術グループ。その主題は日常に潜む非日常性の提示であり観客の感性、論理、 果ては身体性をも刺激しユーモアを交えながら身体感覚での人と人との繋がりを深化、 共鳴させることを目的としている。

大東京舞踊団

9/4(金)、5(土)出演

大東京舞踊団は、振付家・四戸賢治が団長を務めるパンクロック系ダンスカンパニー。2014年夏のデビューを皮切りに、様々なダンスフェスティバルや野外イベントで作品を発表している。
路上に突如として現れ、汗と墨をまき散らしながら踊り狂う。エネルギーとライブ感で満たされたダンスは、そこに居合わせた人々を圧倒するのであった。
走れ!転がれ!飛び跳ねろ!強大な破壊力を振りかざし、今!別府で!大東京舞踊団が踊り死す!!!

出演:石坂雷雨(白昼夢)、折原啓太(劇団回転磁石)、四戸賢治、戸塚康祟(富山のはるか)、渡會慶 

~(チルダ)

9/11(金)、12(土)出演

2014年10月結成。Yanchi.(DANCER) / ふくらはぎ(グラフィックデザイン.映像作家.コラージュアーティスト)の2人組ユニット。

Yanchi.
2001年、HOUSE DANCEを軸として活動を開始。JAPAN DANCE DELIGHTにて4度のファイナリスト出場など、数々のコンテスト、バトルで優勝、代表に選出される。ダンスインストラクター、振付、イベント企画、舞台.CM.PV出演、異ジャンルのアーティストとのコラボレーションなど、多岐に渡り活動を展開。

ふくらはぎ
2007年 熊本にてグラフィックデザインを独学で学び2009年福岡のデザイン事務所に所属。2011年独立しMASKデザインを立ち上げる。コラージュアーティストとしても、様々なイベントで作品を発表、精力的に活動している。

中西レモン

Lemon Nakanishi
8/13(木)、14(金)、15(土)出演

ジムプリチウスもしくはぶらぶらしてる人。近年は専ら盆踊りを足掛かりに人々が唄・踊りを楽しみ伝承した場を訪うている。展示『掛唄』(2002年秋田・県指定無形民俗文化財金澤八幡宮伝統掛唄行事会場での展示)、舞台企画『ちょっとした舞・踊の祭典 畳半畳』(2004年~東京他)他。編集『インタビュー・資料集 豊島の盆踊り音頭』(2014年3月てしまのまど発行)。

中間アヤカ

Ayaka Nakama
9/18(金)、19(土)、20(日)出演

1992年生まれ、ダンサー。17歳まで別府で育ち、英国ランベール・スクールでバレエとコンテンポラリーダンスを学ぶ。現在神戸在住。2012年文化庁・NPO法人DANCEBOX主催「国内ダンス留学@神戸」1期ダンサーコースに奨学生として参加、ショーイング公演にてダンサー奨励賞受賞。誰かに、なにかに「振付られる身体」にこだわりを持ち、近年では木村玲奈、黒沢美香、村川拓也など様々な振付家・演出家の作品に出演。踊りで生きていくには作品をつくらねばならぬのかという問いから、2013年より振付活動を開始。

Web::http://ayakanakama.wix.com/official

  • Photo by 小椋善文

  • Photo by bozzo

Photo by Alex Apt

Nobuyoshi Asai
+PIERRE MIROIR

8/7(金)、8(土)出演

Cie PIERRE MIROIR(ピエールミロワール)主宰。
2006年〜2011年、舞踏カンパニー山海塾に在籍した後、2011年にポーラ美術振興財団在外研修員としてベルリンに派遣。2012年に文化庁在外研修員としてイスラエルのバットシェバ舞踊団に派遣。2013年よりパリに活動拠点を移し、ARTE ART PRIZE LAGUNA12.13 特別賞(イタリア)や Festival international de dance contemporaine  D'ABIDJAN 最優秀作品賞、ベストダンサー賞(コートジボワール)などを獲得。

Web:http://nobuyoshiasai.com

 

  • Photo by John K. Goodman

藤條虫丸&阿羅漢ファミリー

Mushimaru Fujieda & Arakan Familiy
7/31(金)、8/1(土)出演

屋久島在住の天然肉体詩人・藤條虫丸と3人の子供達(現在 6・9・11歳)によって、2013年春に結成されたダンスユニット。過去に関西・九州を旅公演したほか、韓国プサンでのレジデンスアートイベント、韓国・済州島での舞踏フェスティバルや「JEJU平和祭」でも招待公演している。今回の別府では、2014年制作の作品「すまいる~空っぽの微笑」を上演予定。

Facebook:https://www.facebook.com/alakanfamily

Photo by 平井文彦

未来.Co

7/18(土)、19(日)出演

2011年、磯島未来が構成・演出を担うダンスグループとして立ち上げ。メンバーは作品によって流動的なスタイルをとり、踊ることで勇ましく目的地へ進んでいける不器用で実直な人たちとの共同作業で作品を製作し、まるで嘘のような鮮度ある場と身体を創ることに力を注ぐ。処女作「オーロラに旅」は横浜・東京で再演を重ね、「また、28日後」は北品川で上演。13年に磯島が仙台へ移住後「月を運ぶ」「ラスト ラ ライ」を仙台にて上演。今回の作品は2015年4月六本木アートナイト/ダンストラックにて初演。

  • Photo by 平井文彦

Photo by Makoto Ebi

村田正樹

Masaki Murata
7/24(金)、25(土)出演

高校でストリートダンスを始める。24歳の時、仙台でTAP DANCEと出会い、その後上京し、熊谷和徳に師事。
KAZ TAP companyのオリジナルメンバーとして、日本全国の様々な舞台に出演している。
近年では香港タップフェスティバルなどにも招かれるなど、活動の幅を広げている。
SOLO活動ではTAPだけにとどまらないパフォーマンスで、音楽家やダンサーなど様々なアーティストと共演している。

  • Photo by Akiko Tominaga

  • Photo by Akiko Tominaga

  • Photo by Makoto Ebi

諸岡美里[テテルホテル]

Misato Morooka
9/11(金)、12(土)出演

日本女子体育大学卒。
ヨコハマダンスコレクション、ダンスがみたい!新人シリーズ等で作品を発表。
ジュノラマ王国「ピンクデザート旅行記」振付、出演。

横山彰乃
[東京ELECTROCK STAIRS]

Ayano Yokoyama
8/21(金)、22(土)出演

長野県出身、ユニセックスな風貌。
幼少よりモダンダンスを始め、09年より [東京ELECTROCK STAIRS]メンバーとして国内外の全作品に出演。
自身のソロ活動の他にガールズ3ピースダンスユニット[CRUSH THE TYMKS]での活動やMVへの振付を行なう。
絵を描きつつ、普通の事をファンタジックに切り取った音楽的ダンスを体現したい。

Web:http://www.yokoyamanaa.com

  • Photo by tktk photography

  • Photo by BOZZO

  • Photo by BOZZO

吉福敦子

Atsuko Yoshifuku
8/21(金)、22(土)出演

モダンダンス、クラシックバレエ、ボディワークを学ぶ。黒沢美香&ダンサーズのメンバーとして活動した後、1989年川口隆夫らとATA DANCEを結成。96年よりソロ活動開始。2011年より作品毎にメンバーを組むUnit Dance Bookshelfを始動。 動きの必然にこだわり「書物を読むようにダンスの行間を読み解く」を信条に、現実の中に存在する強度の現実を呈示しつつ、温度を感じさせない独特の質感の身体の存在感も相まって、シュルレアリスティックな世界を創りだしている。最近はワークショップデザイナーとしての活動や公演プロデュースも行なっている。

Web:http://www.studiogoo.net

  • Photo by 小熊栄

  • Photo by booze

  • Photo by 飯嶋康二

Photo by 松本和幸

米田沙織

Saori Yoneda
8/7(金)、8(土)出演

1987年生まれ。幼少よりクラシックバレエを習い、桜美林大学にてコンテンポラリーダンスと出会う。以後、木佐貫邦子に師事。
卒業後、ダンサー・役者として活動し、鰰(神里雄大、白神ももこ)、ミクニヤナイハラプロジェクト(矢内原美邦)等に出演。
旗揚げより北尾亘率いるBaobabに参加、メンバーとして企画・運営に携わり多くの作品に出演する。升水絵里香とのデュオ・ヨネエリとしても活動、共同創作を行う。
2014年より学生時代以来のソロ作品創作をリスタート。

  • Photo by 飯嶋康二

  • Photo by 岡本優(TABATHA)

Luminous Bullet

9/21(月・祝)、22(火・祝)出演

2013年結成、2014年から始動したケミカルライトを使用したダンス(ヲタ芸)パフォーマンスグループ
大分市、別府市を主にサブカルチャーのイベントへ出演。2014年9月に別府で行われた九州ヲタ芸甲子園に出演後、ローカルメディアに取り上げていただいた後に大分市内のカクテルパーティや高校の文化祭やローカルアイドルのイベントにも出演。

ロスホコス

7/24(金)、25(土)出演

京都を中心に活動するオヤジダンスカンパニー。
2011年、京都芸術センターで開催されたコミュニティダンスイベント『ダンス4オール』のオヤジチームに参加した有志で結成する。
京都の伝統行事・祇園祭の「山鉾」から名前を「ロス・ホコ(鉾)ス」と命名。
2012年9月23日、旧グッケンハイム邸(神戸)にて初の単独公演を行う。
2014年1月Dance complex vol.9にて館長賞受賞
積重ねた人生と持って生まれた身体を晒して繰り広げるオヤジのダンス。
哀愁漂い、見目麗しく、時には眩しくもある。そこにあるのは「愛」なのか・・・。

永久別府劇場・恐怖の館

ANTIBODIES Collective

[第1期] 7月18日(土) ~8月16日(日)

略してANTIBO(アンチボ)。様々な鍛錬や境界がダイナミックに関わり合う「インターディシプリナリー」なコラボレーションの形態を発展させるスペシャリストの集合体。それぞれのリサーチと実験による蓄積はパフォーマンス・イベントやコミュニティー・ワークショップ、インスタレーション、出版物などへと結実しながら市民社会や教育の現場に貢献する。2015年、パフォーマンス・アーティストの東野祥子とカジワラトシオによって設立。2000年よりアジアや南米地域を含む国内外での公演活動を続け、地域活性化事業に関わってきた「DanceCompany Baby-Q」を母体としている。

 

演出・振付=東野祥子、演出・音楽・特殊装置=カジワラトシオ、美術=OLEO/R領域、照明=筆谷亮也、特殊美術・映像=古館健、出演=ケンジルビエン、吉川千恵、山本泰輔、もっしゅ、JON(犬)、みなみりょうへい、FANACOほか、衣装=ペーどろリーの

 

Web:http://www.antibo.org

Photo by Koji Tsujimura

MuDA

[第2期] 8月22日(土) ~9月6日(日)

2010年、ダンサー・振付家・演出家のQUICKを中心に、作曲家の山中透、美術家の井上信太ら、各方面で活躍する、ジャンルや年代の異なるアーティストが集まり、京都を拠点に結成されたハイパーパフォーマンスグループ。宇宙のリズム =「ぶつかることから始まる」、いのちのリズム =「倒れたら立ち上がる」等、生命の振起活動を模索し、カタチに起こした、他者や物体、大地と常に衝突する、MuDA独自の身体運動を軸に作品を展開。生命、身体、負荷、儀式、宇宙といった普遍的なテーマを基に、ダンス、音楽、美術、映像等、多様なメディアを使用した公演、展示を各地で行う。

 

Web:http://muda-japan.com
Facebook:https://www.facebook.com/muda.japan

  • Photo by Koji Tsujimura 
    @YAMAMOTO NOHGAKUDO

  • Photo by Koji Tsujimura

福岡恐いもの研究会

[第3期] 9月11日(金) ~9月27日(日)

世の中に溢れる様々な「恐い」を調べて、より恐がる為に、演出家の五味伸之が結成する。演劇お化け屋敷「劇コワ!」を主に、恐いもの勉強会等を行う。大分県日田市の「ひた演劇祭」ではキャストを公募し、10代~60代までの幅広い年齢層の参加者と共に、自分たちの「こわい」体験からオリジナルのお化け屋敷を創作し好評を得る。2014年、日本三大奇書作家の「夢野久作」を題材としたお化け屋敷「劇コワ!夢野久作全集」が(公財)福岡市文化芸術振興財団ステップアップ事業に採択された。

 

Blog:http://fukkyou-ken.publog.jp

わくわく混浴デパートメント

◉ 参加アーティスト/ コーディネーター

勝 正光

Masamitsu Katsu

画家。2009年「わくわく混浴アパートメント」参加を機に会場となった清島アパートに移り住み、地域に浸透した上で作品発表を続ける。現在、清島アパート在住6年目、別府市子ども会育成会連合会夏休み児童絵画作品コンクール 審査委員長、別府路地裏の地域通貨「湯路(ゆ~ろ)」発行アチチ中央銀行 第11代総裁、別府てんてく食べあるきまちあるきガイド、別府やよい天狗通りスタジオ風穴 店長。1981年大阪府生まれ。2006年「GEISAI#10」銅賞、佐藤可士和賞、電通賞受賞。

 

Blog:http://katsujp.exblog.jp

◉ 参加アーティスト/ コーディネーター

遠藤一郎

Ichiro Endo

1979年静岡県生まれ。未来へ号ドライバー。2006年より『未来へ号シリーズ』開始。車体に「未来へ」と描かれたバスに乗って車上生活をしながら全国を行脚する。各地で夢を描いた連凧をあげる『未来龍大空凧』。日本列島をキャンバスにメッセージを描く『RAINBOWJAPAN』。その他、未来美術専門学校。DJじゃみへんさん。island JAPANプロデューサー。

 

Web:http://www.goforfuture.com

◉ 参加アーティスト/ コーディネーター

豚星なつみ

Pigstar Natsumi

1980年大分県生まれ、由布院在住、象書家。豚が大好きで筆を使って文字の意味や象(カタチ)をオリジナルの書体で文字やぶたを描く。2006年湯布院映画祭ポスターデザインを手がけその後、湯布院と関わる。2009年~清島アパートに住む。"豚物産展""わくわくプロジェクト"など他多数イベントやワークショップなどを行い、看板やロゴなどを手掛ける。東勝吉賞水彩画公募展「陽はまた昇る-83歳からの出発」アートディレクター/ゆふいん風和里2F ギャラリー&アトリエ

 

Web:http://pigstar.pink

◉ 参加アーティスト (2015年5月21日現在 79名)

KASHIMA 2015

アダム・チョズコ

Adam Chodzko

1965年、ロンドン生まれ。マンチェスター大学、ロンドンのゴールドスミス・カレッジで 学ぶ。2002年、ポール・ハムリン・ファウンデーションと、ニューヨークのファウンデーション・フォー・コンテンポラリー・アーツから賞を授与され、2007年には、カンタベリー のケント大学映像学科におけるAHRC(アーツ・アンド・ヒューマニティーズ・リサーチ・ カウンシル)研究フェローシップを獲得した。ドローイング、立体作品、パフォーマンスか ら映像作品に至るまで、多岐にわたって作品を手掛け、自身をとりまく環境を利用しながら、 しばしば鑑賞者を惹きつけて巻きこむような手法をとる。その作品の多くは、結果の見えない、予測不能な、偶然の要素を表出している。

  • Because... /2013年

スタパ・ビズワズ

Sutapa Biswas

1962年、インド生まれ。幼い頃よりロンドンで育つ。イギリスのリーズ大学、スレイド・ スクール・オブ・アート、ロイヤル・カレッジ・オブ・アートで学ぶ。テート・モダン(イ ギリス)、ハバナ・ビエンナーレ、イェール大学アートギャラリー、ニューバーガー美術館 (ニューヨーク) 等で、国際的に作品を発表している。

  • Flights of Passage/2014年

<関連事業>BEPPU PROJECT2015

アイリ・ザング

Aili Zhang

1988年中国生まれ、オランダ在住。中国の伝統的な絵画「ゴンビ」を学び、インクによる抽象画に興味を抱くようになる。現在では異なる素材を組み合わせ、自身が描く筆のストロークは想像させつつも、3次元的なインスタレーションへと作品を進化させている。

  • The Waves and the City/2014年

アガット・ドゥ・バイアンクール

Agathe De Bailliencourt

1974年フランス生まれ、ベルリン在住。キャンバスのみにおさまらず、空間そのものや建造物、自然にダイレクトに働きかける。最近では時間・空間・無限をテーマに、地平線についての問いを扱うシリーズを発表している。

  • Sky Window Outline/2014年

淺井裕介

Yusuke Asai

1981年東京都生まれ。1999年、神奈川県上矢部高等学校美術陶芸コース卒業。熊本県在住。泥、マスキングテープ、ほこり、小麦粉など身の周りにある手近な素材を自由に用い、描く場所を選ばず屋内外に果てしなく増殖する人物や動植物をアニミズム的な手法で描き出す。

  • 海と山の間で生きている/2015年

  • 海と山の間で生きている/2015年

アルテラジオ

Arte Radio

2002年、フランス・パリでヨーロッパ文化TVチャンネル「ARTE(アルテ)」により設立されたラジオ局。オンデマンドの無料インターネットラジオサービスでは、広告は一切掲載せず、彼らが制作したドキュメンタリー、フィクション等1600以上の番組が公開されており、無料でダウンロードできる。

作品、「ラジオジャーニー」はシルバン・ジール(1964年生まれ。作家、ジャーナリスト、arteradio.comの共同創始者、編集長)とクリストフ・ロー(1979年生まれ。サウンドアーティスト、ドキュメンタリー制作者、「arteradio.com」の共同創始者)の2名の手により、別府での滞在制作を経て作られた。

Web:http://www.tanakan.org

  • ラジオジャーニー「音で旅する別府」/2013年

大平由香理

Yukari Ohira

1988年 岐阜県生まれ 。東北芸術工科大学 大学院 日本画研究領域 修了。2014年〜 清島アパート入居。卒業制作日本画コース 最優秀賞受賞(2011年)、  第21期佐藤国際文化育英財団奨学生 選出、第5回アーティクル賞 グランプリ受賞(2011年)、丸の内アートアワード トーキョー 佐藤直樹賞受賞(2011年)、 平成24年度 学長奨励賞受賞(2013年)、神戸ビエンナーレ ペインティングアートコンペティション部門 奨励賞受賞(2013年)「高島屋巡回展“美の予感”」(2015年、東京他)、個展 「色の鼓動」(新宿2014年 小田急百貨店本店)「彩りの心音」(2015年 あべのハルカス近鉄百貨店本店)他、個展、グループ展など多数。

  • 脈流

草本利枝

Toshie Kusamoto

写真家。別府市出身。京都市在住。同志社大学文学部、東京綜合写真専門学校卒業。「混 浴温泉世界」ではメインヴィジュアルの撮影を担当。2009年に実家の古い倉庫を自ら改 装し、別府鉄輪温泉の風景をとらえた「BEPPU.ZIGOKU」展を開催。京都ではダンサー と障がいがある人とのワークショップなど様々な身体が交差する場を撮影を続けている。 東日本大震災以降「日常を失ってしまった人々と共に表現と活動の場を作り出す」ことを 目標に結成された対話工房のメンバーとして、対話の「場」を作る活動に参加。宮城県女 川町の仮設で暮らす小学生の成長の記録を撮影中。

国本泰英

Yasuhide Kunimoto

近年、全国でも活躍し始めている大分県出身の作家。主として人の群れ(群像)を描いている。まるでシルエットのように描かれた群像は、輪郭が小さなグラデーションを帯び、確かなようでどこか儚げに見え、シルエットによる絵画は詩的で想像力を喚起させる。

  • Scene/2015年

  • Scene/2015年

HITOTZUKI (KAMI、SASU)

KAMIのダイナミックに流れる曲線と、SASUの強く華やかなシンメトリーのモチーフが交差し描かれる独特な世界観は、ストリートカルチャーから派生した美の意識に新たな風を吹き込み、時代に新しい風景を残してきた。太陽と月を意味するHITOTZUKI(日と月)には陰陽など相反する二つが調和し新たな世界を創るという制作の意が込められている。

  • Evidence Clouds/2015年

  • Untitled/2015年

廣瀬智央

Satoshi Hirose

1963年東京生まれ。ミラノを拠点に活動。多摩美術大学卒業。イタリア政府給費奨学生として渡伊。ポーラ美術財団の研究助成でミラノに滞在。ミラノ・ブレラ美術アカデミー修了。外務省在外研修員としてニューヨークに滞在。日米財団のフェローとしてバーモント州のVSCに滞在。「パラディーゾ展、水戸芸術館、水戸」、「先立未来展、ペッチ現代美術館、プラト、イタリア」、「2001展、広島市現代美術館、広島」、「ネオ・ポップ展、シドニー現代美術館、シドニー、オーストラリア」、「クワトロ・ディメンショーネ展、バンカ・アクロス財団、ミラノ」など世界各地で展覧会多数。インスタレーションや彫刻、絵画、写真などさまざまな媒体を使い、旅や移動をテーマに異なる民族や文化間に潜む共通領域や差異、日常生活の小さな事象や豊かさを可視化する作品を発表する。

Web:http://www.milleprato.com

  • 浜脇の長屋/2012年

藤本隆行 (Kinsei R&D)

Takayuki Fujimoto

1987年からダムタイプに参加し、主に照明並びにテクニカル・マネージメントを担当する。21世紀に入ってからは、LED照明を使った舞台作品の制作を開始。最近の作品としては、2013年に白井剛との共作として、愛知トリエンナーレ、神奈川芸術劇場、香港文化中心にて発表された「Node/砂漠の老人」、2014年に韓国の振付家 Jung Young doo との共作として神奈川芸術劇場で発表された「赤を見る/Seeing Red」がある。またその他にも、国内外のアーティストとのコラボレーションを活発に行い、2010年からは大阪の山本能楽堂にて、古典的な能の演目にLED照明デザインを付ける試みも始めている。その仕事は,デジタル技術を積極的に舞台や美術作品に援用することで,身体とテクノロジーが確かな相互作用を結び、より解像度と強度の高い経験を観客に提示することをめざしている。

  • [true/本当のこと] パフォーマンス/2007年
    金沢21世紀美術館

  • [Time Lapse Plant] インスタレーション/2010年
    第2回恵比寿映像祭

  • [EchoesLink] インスタレーション/2013年 
    徳島LEDアートフェスティバル

マテー・アンドラス・
ヴォグリンキク

Matej Andraz Vogrincic

1970年スロヴェニア・リュブリャナ生まれ。1990年代初めから、都市や自然環境の中でサイトスペシフィックな作品制作を行う。いたって平凡な素材で、なんでもないような場、人々に見過ごされていた場を埋めつくすという方法を用い、それぞれの土地の地域性や、伝統、歴史に特有な作品を制作し、国際的な評価を得てきた。地域のコミュニティとの直接的なやりとりから作品制作を行う。これまでに作品を発表したのは主に、1999年ヴェニスビエンナーレ、2006年リヴァプールビエンナーレ、2010年中国上海万国博覧会でのスロヴェニアパヴィリオンなどがある。

Photo by Heidi Voet

マイケル・リン

Michael Lin

1964年生まれ。現在おもに、台北、上海、ブリュッセルを拠点に活動。主な個展歴に、2009年/Eslite Gallery (台北)、2008年/Shanghai Gallery of Art (上海)、2007年/Nogueras Blanchard (バルセロナ)、2005年/kunsthalle Wien (ウィーン)、2004年/PS1コンテンポラリー・アート・センター (ニューヨーク)、2003年/パレ・ド・トーキョー (パリ)など多数。主なグループ展に、2009年/別府現代芸術フェスティバル2009「混浴温泉世界」(別府)、2008年/MOBILEART-for Chanel (香港、東京、ニューヨーク)、2007年/SPACE FOR YOUR FUTURE (東京都現代美術館/東京)、2005年/広州トリエンナーレ (広州、中国)、2004年/金沢21世紀美術館 (石川)、2002年/光州ビエンナーレ (光州、韓国)、2001年/「ベネチアビエンナーレ」(イタリア、ベニス)ほか多数。個展・グループ展での発表に加え、日本では金沢21世紀美術館(石川)、十和田現代美術館(青森)、九州大学(福岡)などで常設展示されている。

  • 無題/混浴温泉世界2009より
    Photo by 久保貴史

  • 別府 04.11-06.14.09/混浴温泉世界2009より
    photo by 久保貴史

Photo by Catherine Strange

ラニ・マエストロ

Lani Maestro

1957 年マニラ( フィリピン) 生まれ。リニェール( フランス) 在住。1977 年フィリピン大学美術学士、1988 年ノバスコシア・カレッジ・オブ・アート・アンド・デザイン(カナダ)美術修士課程修了。
主にフィリピン、カナダで個展、グループ展参加。個展1993 年「Perspectives」(ギャラリー・オブ・オンタリオ、カナダ)、1998 年「 To dream sleep」(センター・フォー・ニュー・メディア、フランス)、2006 年「je suis toi」(ノルマンディー現代美術センター、フランス)など。1996 年「今日の作家展 DISPLACEMENT 横浜から横浜へ」(横浜市民ギャラリー、神奈川)、1997 年「イスタンブールビエンナーレ」( トルコ)、1998 年「シドニービエンナーレ」( オーストラリア)、2004 年「釜山ビエンナーレ」( 釜山市立美術館、韓国)、2007 年「Tempo ao Tempo」(ビーゴ現代美術館、スペイン)など多数の展覧会、国際展に参加。

  • Higugma(Breath、息)/混浴温泉世界2009より
    Photo by 久保貴史

  • Higugma(Breath、息)/混浴温泉世界2009より
    Photo by 久保貴史

  • Higugma(Breath、息)/混浴温泉世界2009より
    Photo by 久保貴史